「福岡アレルギーを考える会」について
「福岡アレルギーを考える会」は、アレルギー児を持つ親の会として、1990年6月、アレルギーの症状を持つ乳幼児の母親達が集まって発足しました。
"母親を始め、父親、家族の方、そして回りの一人でも多くの人に、アレルギーに対する理解を深めていただきたい"、その趣旨のもとで、アレルギーの学習会や交流会を行っています。
今では、アレルギー症状の乳幼児を持つ方だけでなく、アレルギーに関心がある方など多くの方にご参加いただいています。
そして、学習会・料理教室・交流会などの活動を通じて、前向きなアレルギーっ子の育児(育自)を目指しています。
アレルギーに関する知識や技術を得るだけではなく、会員さん同士の交流の中で悩みを共有したり、経験談を語り合っては共感したり、心の支えや新たなエネルギーの供給源としても機能しています。
母親一人で悩まないで、お互い励ましあい勉強しあって、前向きにがんばりましょうね。
ここには、そんな素敵な仲間がたくさんいます。
役員について
会 長:野田 朱美
事務局:菊池 美和
会員について
現在、会員数は福岡市を中心に約50名です。
福岡にお住いの方々に限らず、九州各地、遠くは関東からご参加いただいております。
会費について
入会金:1,000円
年会費(4月〜翌年3月) :3,000円
年会費(10月以降〜翌年3月):1,500円
会報について
「福岡アレルギーを考える会」では2ヶ月に1度、会報誌「カメカメ通信」を発行しています。(5・7・9・11・1・3月発行)
活動の案内や参加した会員さんの感想、アレルギーに関する新聞・雑誌の内容、イベントで好評だったレシピ、会員さんからのお便り、情報、体験談などなどを記載しております。
アレルギーに関する様々な情報の収集、残念ながらご参加いただけなかった場合の情報収集などにご活用いただけると幸いです。
福岡アレルギーの会のおすすめ
●天然パン工房 楽楽
■卵・乳製品を使用しないパン屋さんを紹介します。
オーナーがアレルギー体質の方で、食養生の過程で食べ物の大切さを理解なさり、安心して食べられる素材でパンを焼かれるようになりました。国内産小麦・天然酵母(ホシノ酵母)・自然岩塩・きび糖・てんさい糖等を使用したパンが各種あります。
問い合わせてみませんか?アレルギー対応の相談もできます。12月には「シュトーレン」も好評販売しています。
●書籍:マンガで身につく 子どものためのアレルギー 12の3
「アレルギーっ子つくしんぼの会」から、2013年1月に本が出版されました。紹介します!
大阪府箕面市で活動なさっている「アレルギーっ子つくしんぼの会」は、会報「つくしんぼだより」において学習マンガシリーズとして連載されたものに、番外編や解説などを加え、アレルギー学習マンガを出版なさいました。
自己管理力さえあれば大丈夫!読みやすく分かりやすいアレルギー学習マンガの決定版!
内容は、アレルゲンと症状のいろいろ/ひどくしない過ごし方/症状が出にくい食べ方/体の成長/解除後の注意点/ストレス解消法/学校生活/災害時における心得/生活習慣病/健康のための3ルール/選択食とは?/付録…4つの食品群・旬・カルシウム・保温調理レシピ…
○案内のチラシより紹介
子ども達は大きくなるにつれて、暮らしの中で様々なことを自分で判断したり選択するようになっていきます。アレルギーがある場合は医学的知識や表示制度の情報なども必要になってきます。
この本では、アレルギーっ子のよくある日常をコミックエッセイで共感し、楽しみながらアレルギーの自己管理力を身につけられるようになっています。また、集団生活上の注意は、子ども自身はもちろん、周囲の関係者にも理解してもらいやすいように、イラストでリストにまとめました。
さらに、親としては、子どもたちが心理的ストレスをうまく整理して、精神的にも成長してもらえたら嬉しいですね。
この本が、そろそろ親の手を離れ始めたお子さん方のお役に立てば幸いです。
※近くの書店で、取り寄せ注文して下さい。
●書籍:「そのニオイから身を守るには 香害」
香りつき商品で体調を崩す人が増えています。化学物質過敏症(CS)になり、学校生活や社会生活を続けられなくなった人もいます。アレルギーに悩む人も増えています。日用品や家具に含まれる「合成化学物質」、香りがもたらす害に焦点を当て、”複合汚染”から身を守るにはどう気をつけたらいいのか、健康被害を受けた人や、香りつき商品を使っている人達に、実際に役に立つように書かれています。
「微量な化学物質」のもたらす危険性について社会の理解が深まることが必要です。
医療関係者、教育関係者、そして、若い人達、子育て世代、多くの方々に読んでいただきたい本です。
※近くの書店で、取り寄せ注文して下さい。
●書籍:しょくもつアレルギーをしるえほん『いっしょのちがうもの』
食物アレルギーの子どもがアレルゲンを食べない努力をしてみんなと違う物を食べる理由が、幼児にもわかるように書かれています。身体に合う食べ物、合わない食べ物は人それぞれで、その周りの方々にアレルギーの理解を求めていくためにも、お子様が通う保育園、幼稚園、学校などの関係者の方々にもお勧めしてはどうでしょうか。また、”絵本の読み聞かせ”の機会などでも活用していただけたらと思います。
※近くの書店で、取り寄せ注文して下さい。
●国立病院機構福岡病院の食物アレルギー教室
福岡病院小児科 柴田瑠美子先生の本です。
長年アレルギーの子ども達の診療を行ってあり、病院内で「食物アレルギー教室」を25年にわたって指導されてきました。本は「食物アレルギー教室」の内容をまとめたものです。診療方法、治療、日常生活の注意点等々。正しい理解のもと、お子さんの食物アレルギーにご家族で向き合っていただきたい。
※近くの書店で、取り寄せ注文して下さい。